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Mastermindメンバーによる「To The World Beyond」収録曲解説
1. Calling
これまでのDepartureに続く、ライヴでの新たなオープニング・チューンとなるインスト曲です。
大きなツインのハモリで曲を引っ張るので、テンポを決めるのに苦労しました。イントロでベースの超絶フレーズを堪能して下さい。(Norio)
ライヴにおける、1stのDepartureに替わる楽曲です。メンバーに「新しいオープニング曲を作れ!」と言われて書きました。Departureより更にメロディックになっています。ベース・ソロが凄いです!
(Watarai)
Hasegawaのベース・ソロが驚くほど凄まじいです。
でも、レコーディング中は相当苦労していたのを知っているんですけどね…(笑)。
(Yoshiya)
2. Over Enough
いかにもMastermindなパワー・メタル・チュ−ンです。「いかにも」な感じなので、メロディのバリエーションを付けるのに苦労しました。
歌詞は俺達のこれからの決意表明みたいな内容です。
(Norio)
この曲は、これでもか!と言うくらいギターでハモリまくる曲です。攻撃的かつメロディックな曲を、と思い作りました。
(Watarai)
WataraiとMastermind結成以前にやっていたバンド:OUTSTANDING時代からの楽曲で、
サビ前のメロディやタッピング、サビのバックングのアレンジを変えたので、昔より歌も曲もよりパワーアップしていると思います。
(Yoshiya)
3. Loud & Proud
古くからあった曲ですが、個人的にソロ後半のハモリが大好きなので、それをみんなに聴いてもらいたくてレコーディングしました。
古巣のライブハウスによるHeavy Metalイベントの100回記念に寄せた曲で、Heavy Metalを愛する気持ちを歌っています。
(Norio)
突然、曲の最初から最後までが頭に浮かんできた楽曲で、結局完成するまで10分もかからなかったですね。
(Watarai)
ソロ前の静かなパートのソロで、Wataraiから「ブルージーに」という注文があって、プレイしたんだけど、ちょっとクサかったかも…
でもアドリブだったし、これはこれでよかったかな? 後から出てくるソロも前に出てくるモノとは変えているので、これまたイイ感じ。
(Yoshiya)
4. Reach For The Sky
最初期に作られた曲のうちの1つです。過去何回かレコーディングしましたが、今回のものが決定版でしょうか?
歌詞は「こんな暗い時代でも、心の中の炎を忘れずにいれば頑張れる!」という内容です。
(Norio)
1stに入ってるRun For Your Lifeと同じ頃に作った曲です。
「単純なコード進行でキャッチーな曲」というコンセプトを目指して作りました。
(Watarai)
この曲は、以前発表したデモ等も含めて今回が3回目のレコーディングだったんですけど、今回のヤツが一番いい出来だと思います。キーボードも入ってるし!
(Yoshiya)
5. Angelude
ギターのWataraiがDevil In My Heartの前奏曲として作ってきました。アルペジオと泣きのフレーズが美しい小曲です。(Norio)
今回のアルバムにバラードが無かったので作った曲。インストにしたのは、考えている時、既にイメージに歌が無かったのと、元々"Devil In My Heart"に繋げるつもりだったので、インストの方が良い気がしたからです。
(Watarai)
クラシック・ギターのアルペジオなんですけど、レコーディング前にそんなに練習しなかったので、本番の時は苦労しました。
後半に出てくるエレクトリック・ ギターは、俺がスタジオで寝ているうちに、渡会による凄い泣きのフレーズが入っていてビックリしました(笑)
(Yoshiya)
6. Devil In My Heart
コンパクトな曲をということを意識してWataraiが作りました。初めて聴いたときに、一発で歌い出しのメロディーが頭にひらめきました。コンパクトな中にもMastermindらしさを失わないアレンジに出来たと思います。
(Norio)
この曲はイントロを作ってからが苦労しました。次がなかなか出来ず、しばらくイントロしか無かったんです。頭のメロディが出来てからは速かったんですけど…出来るまでは辛かったです。
(Watarai)
事前に考えていたソロが本番でWataraiからダメ出しをされて…結局アドリブで弾いたんですけど、結果的にはそれが結構気に入っています。Wataraiのおかげですね(笑)。
(Yoshiya)
7. Here I Am
Yoshiya作のLAメタル風味でキャッチーなナンバーです。実は面白いエピソードがあって、俺が勝手に「イントロがこんなフレーズの曲を作りたいなぁ…」と思っていたのですが、翌日のリハーサルで、彼が「新曲だ」と言って、俺が思っていた通りのイントロのフレーズを弾いた時にはビックリしました。
コーラスにPax in TerroRのTakeruさん、キーボードにJack Roseの上杉君を迎えています。
どんな人でも、それぞれ一生懸命戦いながら毎日を生きているんだ、ってことを歌ってます。
(Norio)
これは車を運転している最中にリフが出来て、それを試しにリハーサル中に弾いてみたら、Norioが気に入ったみたいだったので、急遽完成させた曲です。後半のソロは全部アドリブで、個人的には特に出だしの部分が気に入っています。
(Yoshiya)
8. Freedom Fighter
Yoshiya作のインストです。キャッチーなイントロのフレーズからリズム隊のバトル、そしてギター・オーケストレーションが美しく、エンディングへの流れは圧巻です。
(Norio)
始めに考えていたイントロは、ずっと「何かに似ている…」と思っていたのですが、思い出したらVinnie Mooreの曲に似たフレーズのものが有ったので変更しました。
出来上がってみたら、キーボードが入っていることもあって、当初考えていたのといい意味で違っていて、気に入っている楽曲です。
(Yoshiya)
9. Under Fire
Mastermindとしては初となる、ギターの2人以外の手による楽曲です。ベースのHasegawaが、何と携帯の着メロとして作ってきまして(笑)、それをメンバー皆で、よってたかって何とかカタチにしました。
結果的にMastermindにこれまでありそうでなかった感じの疾走メロスピ・チューンになったのでは、と思います。
(Norio)
この曲はずいぶん前からイメージはあったのですけど、Mastermind的には違うかな?っていう意識があって、なかなか持ち出せずにいた曲です。でもギター・アレンジとかヴォーカル・ラインとか、結構思ってた以上に良いものになって、「なんだ、皆結構メロスピ好きなんだ!」って思いました(笑)。
イェ ンスのキーボード・ソロも含めて、各パートの絡み具合が良いかな、と…。
イェンスが弾く、っていうのを聞いた時は「そっくりさんか?」って思いましたが… (笑)
(Hasegawa)
Hasegawaが携帯で作ってきた曲をリハーサル・スタジオで聴いて、それをアレンジして...と出来上がるまでが大変な曲でした。でも出来上がってみたら結構いい曲になったので、みんなビックリしたみたいでした。ソロは全部ライトハンド・タッピングで、VAN HALENの"JUMP"みたいにスリリングになったと思います
(Yoshiya)
10. Without Mercy
これは前作のツアー時でもやっていた、WataraiとYoshiyaが「お互いのギターを弾き合う」プレイで、ライヴでは既に御馴染みかもしれません。ゲスト・キーボーディストのYUHKI氏のツボを得たプレイが、スタジオ・ヴァージョンならではの味わいを演出してくれています。
(Norio)
この曲のイントロ部分は、最初はリフだけで作ったんですけど、そのリフをメロディーに変えてハモったらなかなか良かった...という、少し変わった作り方をした曲です。
(Watarai)
渡会から「この曲の最後のソロは激しいのを弾いて欲しい」と言われていたので、あまり考えずにアドリブで弾きました。
(Yoshiya)
11. Heaven Or Hell
今回の曲作りで一番苦労した曲かもしれません。パーツ的には色々とあったものを、曲としてシックリくる形に組み上げるまで何種類ものアレンジを試しました。手掛けて何日か経ったときに閃いた3拍子のフレーズにインスパイアされてからは意外に早く仕上がりましたが。
コーラスとサビ後の掛け合い部分ではALHAMBRAの(世良)純子さんにゲスト参加していただいています。Mastermindの楽曲の中で、最もプログレッシヴな感触の曲です。
(Norio)
この曲は出来上がるまでに結構時間がかかりました。サビ前のメロディは3拍子なんですけど、曲の中でいいアクセントになっており、グッドでした。俺のソロ はペンタトニック主体で、ほぼアドリブのわりにはいい出来かな、と。
後半の渡会のソロもメロディックで、自分とは対照的で良いですね。キーボードも素晴らしいです!
(Yoshiya)
12. Eye Of The Riot
もう、これは勢い勝負!といった感じで、他にはないリズム・パターンが一番の特徴です。いかにもMetalな歌詞を思う存分、好きなように歌わせてもらいました。
前作に引き続き、SIEGFRIEDの(荒木)真為嬢に参加してもらい、美しいコーラスを入れていただいています。
(Norio)
たぶん僕の作った曲の中で一番明るい曲です。
...
とは言っても、キーはマイナーですけど。正直にいって、自分で作曲した時とバンドでやった時で一番イメージが変わった曲です。(Watarai)
OUTSTANDING時代の曲で、当時から好きな曲だったけど、新しくレコーディングし直してかなりパワーアップしていて更に良いモノになりました。アルバム最後の曲に相応しい楽曲だと思います。
(Yoshiya)
(C)2004 Mastermind / Black-listed Mgmt. ※無断転載を禁じます。




